関税協力理事会品目表(読み)かんぜいきょうりょくりじかいひんもくひょう(その他表記)Customs Co-operation Council Nomenclature; CCCN

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関税協力理事会品目表」の意味・わかりやすい解説

関税協力理事会品目表
かんぜいきょうりょくりじかいひんもくひょう
Customs Co-operation Council Nomenclature; CCCN

国際的に広範に使用されている関税品目分類表。 1976年に従来ブリュッセル関税品目分類表が改名されたもので,改正作業を行なった機関である関税協力理事会 Customs Co-operation Council (CCC) の名称を付している。その後の技術的発展や貿易慣行の変化に対応して細部の品目分類改正も行われた。日本通関統計の輸出入統計分類も,76年1月に従来の標準国際貿易分類方式から CCCN方式に切替えられた。

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世界大百科事典(旧版)内の関税協力理事会品目表の言及

【商品】より

…また(3)は,主として統計調査と貿易制度に関して,国際的ならびに国内的に整合性を与えるために制定されているもので,いくつかの分類基準の組合せからなる多桁の網羅的な大型分類である。これには,国際分類として,SITC(標準国際貿易分類),CCCN(関税協力理事会品目表)があり,後者は,HSN(harmonized system nomenclature)として,コーディング・システム(harmonized commodity description and coding system)を備えたものに改訂される方向にある(1983現在)。以上のほか,サービスを包含したものとして,ICGS(国際標準金財貨サービス分類)が近く制定される見通しである。…

※「関税協力理事会品目表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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