ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関節拘縮」の意味・わかりやすい解説 関節拘縮かんせつこうしゅくjoint contracture 正常な関節はそれぞれ一定の可動域をもっているが,これが制限され,屈曲や伸展が困難になる状態をいう。病理学的には関節包,靭帯,筋肉,筋膜,皮下組織,皮膚などが線維化することによって,伸展性を減じている状態である。原因としては脱臼,骨折,関節炎,やけど,中枢神経麻痺による筋肉の短縮,長期間の関節固定などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by