闇の夜の瓢箪(読み)やみのよのひょうたん

精選版 日本国語大辞典 「闇の夜の瓢箪」の意味・読み・例文・類語

やみ【闇】 の 夜(よ)の瓢箪(ひょうたん)

(闇夜は、あとさきもわからないところから) 上下とも同型で、上下の区別のない瓢箪根付などに珍重して用いられた。やみのよ。
評判記難波の㒵は伊勢白粉(1683頃)二「都に闇(ヤミ)の夜(ヨ)の瓢箪(ヒャウタン)十五両て堀江の浪に取寄た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android