闖入者(読み)チンニュウシャ

デジタル大辞泉 「闖入者」の意味・読み・例文・類語

ちんにゅうしゃ〔チンニフシヤ〕【闖入者】

安部公房短編小説。昭和26年(1951)、雑誌新潮」に掲載。昭和42年(1967)の戯曲友達」の下敷きとなった作品で、突然おしかけてきた見知らぬ9人家族に家を占拠されてしまう男の物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闖入者」の意味・読み・例文・類語

ちんにゅう‐しゃチンニフ‥【闖入者】

  1. 〘 名詞 〙 ことわりもなく、突然に入り込んでくる人。闖入する人。
    1. [初出の実例]「大蔵卿禁闖入者在坤戸下制之」(出典:権記‐長保二年(1000)一一月一九日)
    2. 「『寝室の闖入者』だの『家庭の破壊者』だのと」(出典:卍(1928‐30)〈谷崎潤一郎〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android