防災地図(読み)ぼうさいちず(その他表記)disaster prevention map

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「防災地図」の意味・わかりやすい解説

防災地図
ぼうさいちず
disaster prevention map

地震など自然災害に備えるために作成された地図。防災地図(防災マップ)とハザードマップ(災害地図,災害予測図,危険範囲図)という名称がよく使われるが,両者の記載内容についての法的な決まりはない。防災地図はおもに,地震などが発生したときのために,各自治体が定めた広域避難場所(→広域避難広場),一時集合場所,避難所,災害用備蓄倉庫,災害拠点病院,応急給水施設,物資輸送拠点,緊急輸送道路,保健所などの位置が示されている。一方,ハザードマップは,地震,台風,集中豪雨,津波,火山噴火などが発生したときに,どの地域でどのような災害が発生するか,被害はどの程度でどのように拡大するかなど,予測される危険箇所や避難場所,避難経路を記載しているものが多い。防災地図とハザードマップを統合した物を,広義の防災地図と称する場合もある。

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