防災訓練(読み)ぼうさいくんれん

共同通信ニュース用語解説 「防災訓練」の解説

防災訓練

災害対策基本法に基づいて主に自治体計画を立案し、9月1日の防災の日や11月5日の津波防災の日などに合わせて行われる。地震火災といった災害特性に応じて計画の実効性を検証し、参加者に避難手順の確認を促すのが目的。2016年度は約1500市町村で延べ約7400回実施された。このほか消防法水防法では企業や高齢者施設などによる避難訓練が義務付けられている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

世界大百科事典(旧版)内の防災訓練の言及

【防災】より

…防災という言葉は,今日では一般的に用いられるようになってきており,また防災訓練,防災会議,地域防災計画,自主防災組織,防災広場,防災拠点,防災公園,防災施設,防災都市計画,防災建築街区造成法など防災が含まれた術語も相当増えてきている。そして一般には,〈防災〉とは〈災害を防ぐこと〉と理解されている。…

※「防災訓練」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android