防衛省の研究公募制度

共同通信ニュース用語解説 「防衛省の研究公募制度」の解説

防衛省の研究公募制度

防衛省が2015年度から始め、現在は外局防衛装備庁で運用している。基礎的な研究テーマを提示し、大学や民間企業の研究者からの提案公募防衛省側で内容を審査し、委託研究費を配分する。研究成果は、国の防衛や国際平和協力活動などで用いる装備品の開発につなげるほか、民生分野でも活用される。原則公開としているが、日本学術会議は、防衛省の研究への介入の度合いが大きい点や、自由に開かれた研究・教育環境が維持しにくくなることに懸念を示している。

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