防衛費1%枠

共同通信ニュース用語解説 「防衛費1%枠」の解説

防衛費1%枠

自衛隊人件費、装備品の購入費や米軍再編関連経費などを含む防衛費を、国内総生産(GDP)比1%程度に抑制するとの考え方。防衛関係費が無制限に増えることへの懸念などを背景に、1976年に三木内閣が「国民総生産(GNP)比1%枠」を決めた。中曽根内閣で撤廃されたが、財政圧迫や軍事大国化の懸念への配慮からGDP比1%は一定の目安とされてきた。自民党は昨年秋の衆院選で「2%以上も念頭増額を目指す」と公約提言もこれを踏まえた。

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