阻隘(読み)そあい

精選版 日本国語大辞典 「阻隘」の意味・読み・例文・類語

そ‐あい【阻隘・岨隘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) けわしく狭いこと。また、そのような場所やそのようなさま。
    1. [初出の実例]「馬陵は旁に阻隘(ソアイ)多くして兵を伏すべし」(出典駿台雑話(1732)四)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「阻隘」の読み・字形・画数・意味

【阻隘】そあい

狭険。〔史記、孫子伝〕に當(まさ)に馬陵に至るべし。馬陵は狹くして、旁(かたは)らに阻隘多く、兵を伏すべし。乃ち大樹を斫(き)り、白げて之れに書して曰く、涓(はうけん)此の樹下に死せんと。

字通「阻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android