阿【しゅく】仏(読み)あしゅくぶつ

百科事典マイペディア 「阿【しゅく】仏」の意味・わかりやすい解説

阿【しゅく】仏【あしゅくぶつ】

サンスクリット,アクショブフヤ・ブッダ音写無動,無瞋恚(むしんい)と訳す。東方,阿比羅提(あびらだい)世界教主大日如来もとで発願して成仏したという。一切の瞋恚と淫欲を断つ。密教では金剛界五智如来の一人で,東方に住し,大円鏡智を表す。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む