阿古屋珠(読み)アコヤダマ

デジタル大辞泉 「阿古屋珠」の意味・読み・例文・類語

あこや‐だま【×阿古屋珠】

真珠のこと。
伊勢の海のあまのしわざの―とりての後も恋の繁けむ」〈古今六帖・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿古屋珠」の意味・読み・例文・類語

あこや‐だま【阿古屋珠】

  1. 〘 名詞 〙 アコヤガイから出る珠(たま)。真珠。あこや。
    1. [初出の実例]「伊勢の海のあまのしわざのあこやだまとりての後も恋のしげけん」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)三・水)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android