阿古山二二号墳(読み)あこやまにじゆうにごうふん

日本歴史地名大系 「阿古山二二号墳」の解説

阿古山二二号墳
あこやまにじゆうにごうふん

[現在地名]青谷町青谷

青谷集落の南東、JR山陰本線青谷駅の東、長尾ながおトンネルの南に位置する。前方後円墳一基・円墳二一基からなる阿古山古墳群の南端にあたり、丘陵平地の間に築かれている。県指定史跡。古墳は南側が一段低くなっており、墳丘面も竹林で荒廃していて、墳形・規模とも不明であるが、およそ径一五メートルの円墳とみられる。内部主体は南に開口する両袖式の横穴式石室で、板状節理安山岩を偏平に加工し、両壁二枚・奥壁一枚・天井石二枚で構築する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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