阿多地村(読み)あだちむら

日本歴史地名大系 「阿多地村」の解説

阿多地村
あだちむら

[現在地名]瀬戸内町阿多地

瀬武(せだけ)村の南東に位置し、集落は海に臨む。古くはイキグスクと称され、三人の兄弟が移り住んだのが始まりという。西(にし)間切実久(さねく)方のうち。正保琉球国絵図に村名の記載はないが、浜方に立神がみえる。「大島私考」には実久方一三ヵ村のうちとして「阿多地村」とみえ、高一四石余、うち享保内検後の開地は二斗余。「南島雑話」には「阿多村」「阿多地村」の両表記でみえ、三〇竈ほどの村ながら雪隠は一ヵ所もなく、大便は男女とも浜辺のガジマルの大木に登って行われ、数ヵ年の大便が三ヵ所に山のごとくに積立てられていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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