阿波井神社(読み)あわいじんじや

日本歴史地名大系 「阿波井神社」の解説

阿波井神社
あわいじんじや

[現在地名]鳴門市瀬戸町堂浦

島田しまだ島の南端部、小鳴門海峡とウチノ海が接する所に面している。主祭神は天太玉命・大宜都比売命。旧郷社。創建年代不詳。「阿波志」によれば、社名はもと粟井あわいと称し、あるいは粟凡直の廟ともいわれる。粟凡直は六世紀頃から現徳島県北東部に大きな勢力をもっていた一族で、大化前代には粟国、律令制下では阿波国の国造に任じられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android