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国生み神話 くにうみしんわ

世界大百科事典 第2版の解説

くにうみしんわ【国生み神話】

日本神話の中の一つ。天津神(あまつかみ)の命を受けて磤馭慮島(おのごろじま)に天降った伊弉諾(いざなき)尊・伊弉冉(いざなみ)尊の男女2神が,そこに神の依代(よりしろ)である柱を立て,その周囲を回り合って,互いに愛の言葉をかけ成婚して,大日本豊秋津洲(おおやまととよあきづしま)をはじめとする大八島国を生む神話である。異伝は記紀2書,《古語拾遺》《旧事本紀》などに10種余を伝えるが,《古事記》が最も詳しく完成した姿を見せている。

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世界大百科事典内の国生み神話の言及

【洪水神話】より

…女がこれをまとめてのみ込むと,彼女は子どもを一度に8人生み,これから人類が発生した。 兄妹始祖型洪水神話は,東アジアでは,日本のイザナキ,イザナミの国生み神話にも痕跡があるが,朝鮮では口承の民話として現代でも次のようなものが伝えられている。大洪水で世界は全滅し,兄妹2人だけが山の峰に漂着したが,結婚相手がほかにいないので,2人は神意を占うことにした。…

【日本神話】より

…この兄妹神が淤能碁呂島(おのごろじま)に降り立ち〈天の御柱〉を見立ててその回りを巡り,夫婦となって淡路島をはじめとする〈大八島〉等の島々を生む。これが〈国生み神話〉である。 その後は海河山野等に関する神々を生み分けるが,最後に火神迦具土(かぐつち)神を生んだためイザナミはホト(陰部)を焼かれて死んでしまう。…

※「国生み神話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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