阿知須浦(読み)あじすうら

日本歴史地名大系 「阿知須浦」の解説

阿知須浦
あじすうら

[現在地名]阿知須町 飛石とびいし砂郷すなごう付近

現阿知須町の中心で、山口湾に面する。文化元年(一八〇四)井関いせき村のうち浦部分を割いてできた村で、「注進案」に「地下弁理の為メ井関村の内五給を引分て阿知須浦へ小都合立被仰付、夫より井関惣給と申候」とあり、阿知須の地名についても「当浦に長六百間、幅壱間半の洲ありて海中に出づ、此洲に小鴨の群れ遊ぶ事常なれば浦を阿知須といひ、地方を鴨生原と称する由古老の申伝に御座候」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む