飛石(読み)トビイシ

デジタル大辞泉 「飛石」の意味・読み・例文・類語

とび‐いし【飛(び)石】

日本庭園通路に、伝い歩くためにとびとびに置かれた平たい石。

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精選版 日本国語大辞典 「飛石」の意味・読み・例文・類語

とび‐いし【飛石】

  1. 〘 名詞 〙 日本風庭園などで、つたい歩くため少しずつ離してとびとびに敷き並べた石。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. 飛石〈石組園生八重垣伝〉
      飛石〈石組園生八重垣伝〉
    2. [初出の実例]「下部をよびて飛石まはりの草ひかせ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)五)

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リフォーム用語集 「飛石」の解説

飛石

茶庭、書院庭に主に見られる園路石のひとつ整形のものは敷石といい、飛石と区別される。飛石は自然石平石を用い、歩き易いことを主とし、併せて庭の趣きを高めるのに役立つ。

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普及版 字通 「飛石」の読み・字形・画数・意味

【飛石】ひせき

投石

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