阿頼度島(読み)あらいどとう

最新 地学事典 「阿頼度島」の解説

あらいどとう
阿頼度島

Alaid island

千島列島の北東端の内弧側にある直径15kmの火山島(標高2,339m)。大きな成層火山からなり,頂部に直径1.3kmの外輪山中央火口丘。1790~1986年に噴火記録多数。1933~34年に東岸で武富たけとみ島が生成,北山腹からも溶岩流出。噴出物は主に高アルミナ玄武岩

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿頼度島」の意味・わかりやすい解説

阿頼度島
あらいととう

千島列島北端にある無人の玄武岩質活火山島。標高2339メートル。二重式成層火山。ロシア名はアトラソワ島остров Атласова/ostrov Atlasova。美しい円錐(えんすい)形の山体をもつ阿頼度富士は、千島列島の最高峰で、航海の好目標となる。1790~1982年に8回の噴火記録がある。1933~1934年に東麓(とうろく)の海底噴火で武富(たけとみ)島(標高117メートル)が誕生し、本島に接続した。山腹から溶岩流も発生した。1981年の大爆発では、噴煙の高さ約12キロメートル、1000キロメートル先まで降灰をみた。

諏訪 彰]

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