デジタル大辞泉 「阿魏」の意味・読み・例文・類語 あぎ【×阿×魏】 セリ科の多年草。イラン・アフガニスタン原産。茎からしみ出した樹脂を固めたものを、漢方で鎮静薬に用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「阿魏」の意味・読み・例文・類語 アギ【阿魏】 〘 名詞 〙 ( イラン語から ) セリ科の多年草。イラン、アフガニスタン地方原産。高さ約一メートル。初めは葉が根元から束生し、五年ほど経つと主幹を生じる。葉は巨大で形はニンジンの葉に似る。花は黄色で小さく、多数つける。液汁を固めたものを阿魏といい、駆虫、去痰(きょたん)(=喀痰を除去すること)、通経剤とする。そらし。〔和名集并異名製剤記(1623)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例