陋質(読み)ろうしつ

精選版 日本国語大辞典 「陋質」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しつ【陋質】

  1. 〘 名詞 〙 いやしい生まれつき。下賤な性質
    1. [初出の実例]「謬以陋質、早登清斑」(出典本朝文粋(1060頃)五・為清慎公辞右大臣〈大江朝綱〉)
    2. [その他の文献]〔曹植‐出婦賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「陋質」の読み・字形・画数・意味

【陋質】ろうしつ

天性拙し。晋・潘岳西征の賦〕休世に當り、(ひはく)の陋質を託す。

字通「陋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android