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限界変形率 げんかいへんけいりつmarginal rate of transformation

世界大百科事典 第2版の解説

げんかいへんけいりつ【限界変形率 marginal rate of transformation】

資源に制約のある一つの経済で複数の生産物を生産している場合,一つの生産物(X)の生産量を1単位減らせば,その結果不要になった資源(生産要素)を使って,別の生産物(Y)の生産を増加させることができる。このとき,Yの生産の増加分をXYに対する限界変形率と呼ぶ。したがって限界変形率とは,経済全体でXの生産がYと比べてどの程度困難であるかを表す指標である。経済のすべての市場が完全競争的であるなら,限界変形率はXの市場価格とYの市場価格の比率となり,経済全体で資源配分,所得分配を通じてむだがないという意味での最適な状態が達成される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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