陰文(読み)インブン

デジタル大辞泉 「陰文」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぶん【陰文】

印章石碑・鐘・かなえなどに陰刻された文字。いんもん。⇔陽文

いん‐もん【陰文】

いんぶん(陰文)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 カナエ 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「陰文」の意味・読み・例文・類語

いん‐もん【陰文】

  1. 〘 名詞 〙 印章または鐘、鼎(かなえ)の銘などの、彫りくぼめた字形

陰文の補助注記

一説に、上古の中国では、印を紙の上におさないで、土泥(どろ)や蝋(ろう)の上におしたので、印章のくぼみは逆に突起して現われたところから、現在とは反対に、字形を高くほったものをいうとする。


いん‐ぶん【陰文】

  1. 〘 名詞 〙いんもん(陰文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「陰文」の読み・字形・画数・意味

【陰文】いんぶん

凹文の印。

字通「陰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android