陶じゅ(読み)とうじゅ(その他表記)Tao Shu; T`ao Chu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「陶じゅ」の意味・わかりやすい解説

陶じゅ
とうじゅ
Tao Shu; T`ao Chu

[生]乾隆44(1779)
[没]道光19(1839)
中国,清朝中期の官僚。字は子霖。号は雲汀。諡は文毅。湖南省安化の人。嘉慶7 (1802) 年に進士となり,翰林院庶吉士となってから四川郷試副考官,江南道・陝西道監察御史,山西・福建按察使,安徽布政使,安徽・江蘇巡撫などを歴任した。この間に漕運の整備,海運事業などで功績を立て,道光 10 (30) 年に両江総督となり,塩政の改革を実施し,その任にあったまま病没した。道光帝はその功績をたたえて太子太保を贈り,賢良祠にまつった。その著書に『陶文毅公全集』がある。

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