陶官鼠(読み)すえ かんそ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「陶官鼠」の解説

陶官鼠 すえ-かんそ

1733-1803 江戸時代中期-後期俳人
享保(きょうほう)18年生まれ。伊豆(いず)三津(みと)(静岡県)の人。松木乙児(おつじ)の門人。師の号六花(りっか)庵をつぎ,沼津に新庵をむすぶ。乙児没後は大島蓼太(りょうた)に師事駿府(すんぷ)や仙台に句碑をたて,松尾芭蕉(ばしょう)の顕彰につとめた。享和3年6月1日死去。71歳。本名は大村定八。別号に山南陳人。句集に「官鼠歳旦集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android