陸棚波(読み)りくだなは(その他表記)continental shelf wave

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「陸棚波」の意味・わかりやすい解説

陸棚波
りくだなは
continental shelf wave

大陸棚のような海底傾斜のあるところに生じる波で準地衡性波動一種周期慣性周期 (中緯度では約1日) 以上である。低気圧台風などの気象擾乱によって発生し,北半球では岸を右にみて進む。南半球では逆に岸を左にみて進む。 1971年9月に日本の太平洋岸で発生した異常潮位現象の原因と考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む