準地衡性波動(読み)じゅんちこうせいはどう(その他表記)quasi geostrophic wave

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「準地衡性波動」の意味・わかりやすい解説

準地衡性波動
じゅんちこうせいはどう
quasi geostrophic wave

波に伴う流れと圧力場がほとんど地衡流平衡に達している波動。周期が慣性周期よりも長く,数十年に達するものも理論的には考えられ,波というよりはむしろ流れに近い。復元力としては地球自転による転向力の緯度変化 (β効果) や海底地形の変化 (海底地形β効果) によるものなどがある。前者を復元力とするものにはロスビー波,後者には陸棚波がある。これらの波動は海流の長周期変動や形成にきわめて重要な働きをする。

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