険艱(読み)ケンカン

デジタル大辞泉 「険艱」の意味・読み・例文・類語

けん‐かん【険×艱/××艱】

山などがけわしくて、登るのに困難なこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「険艱」の意味・読み・例文・類語

けん‐かん【険艱・嶮艱】

  1. 〘 名詞 〙 山などがけわしくて、登るのに困難なこと。
    1. [初出の実例]「其険艱(ケンカン)無聊万里の波濤を凌ぐ者と自国関山の内に往来する者とは」(出典西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一三)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐九日奉寄厳大夫詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android