デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「陽侯玲璆」の解説 陽侯玲璆 やこの-れいきゅう ?-? 奈良時代の官吏。天平感宝(てんぴょうかんぽう)元年(749)東大寺大仏造営のため兄弟3人とともにおのおの銭1000貫を寄進し,従八位上から外(げ)従五位下にのぼる。天平宝字(てんぴょうほうじ)4年渤海(ぼっかい)国使の送使として渡海する。藤原仲麻呂の乱で失脚したらしいが,宝亀(ほうき)9年にゆるされ,尾張守(おわりのかみ)などを歴任した。名は令璆ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例