隅取折敷(読み)すみとりおしき

精選版 日本国語大辞典 「隅取折敷」の意味・読み・例文・類語

すみとり‐おしき‥をしき【隅取折敷】

  1. 〘 名詞 〙 四隅の角(かど)を切り落とした形の盆。方形の四隅の角をおとした折敷隅取り
    1. [初出の実例]「サア先(まづ)ろくにと、挨拶も角取(スミトリ)おしき、献立は一重三菜仔細(しさい)㒵」(出典浄瑠璃・嵯峨天皇甘露雨(1714)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android