随意念誦(読み)ズイイネンジュ

デジタル大辞泉 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念×誦】

密教で、対象とする本尊真言だけに限らず、諸仏の真言を念誦すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念誦】

  1. 〘 名詞 〙 密教での念誦の一つ。正念誦に対する散念誦のこと。信仰の対象となる本尊の真言を念誦する正念誦に対し、行者随意、または時宜に応じて、取捨される念誦。諸仏・諸尊の真言を念誦するもので、散心をもってしてもよいとされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android