随意念誦(読み)ズイイネンジュ

デジタル大辞泉 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念×誦】

密教で、対象とする本尊真言だけに限らず、諸仏の真言を念誦すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念誦】

〘名〙 密教での念誦の一つ。正念誦に対する散念誦のこと。信仰の対象となる本尊の真言を念誦する正念誦に対し、行者随意、または時宜に応じて、取捨される念誦。諸仏・諸尊の真言を念誦するもので、散心をもってしてもよいとされる。

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