デジタル大辞泉 「隠れメタボ」の意味・読み・例文・類語 かくれ‐メタボ【隠れメタボ】 メタボ検診(特定健康診査・特定保健指導)において、腹囲や体型が基準値内であるにもかかわらず、血液検査などで異常値が出る状態。→メタボリックシンドローム[補説]メタボリックシンドロームの基本要件は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、かつ高血圧や高血糖などがみられることとされている。ただし、腹囲が基準値内であっても、血圧や血糖値に異常があれば、メタボリックシンドローム同様に心筋梗塞などのリスクは高まる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「隠れメタボ」の解説 隠れメタボ 内臓脂肪が蓄積されることにより生活習慣病の危険性が高まっている状態「メタボリックシンドローム(メタボ)」のうち、体格指数(BMI)が25未満で腹囲もメタボの基準未満であるにもかかわらず高血圧・高血糖・脂質異常のうち二つ以上の異常を持つ状態のこと。「隠れメタボリックシンドローム」の略。2016年3月、厚生労働省研究班(代表・下方浩史名古屋学芸大教授)が、隠れメタボ患者が全国で914万人(男性380万人、女性534万人)に上るとの推計をまとめ公表した。同研究班では、17年3月までに隠れメタボの診断基準や生活指導法などをまとめた指針を作成する。 (2016-3-9) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報