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特定健康診査

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

特定健康診査

生活習慣病を引き起こすメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を早期に発見するため、08年度に始まった。腹囲や身長、体重、血圧、血液などを検査する。基準以上の場合(腹囲なら男性85センチ、女性90センチ以上)、食生活や運動習慣について指導を受ける対象になる。

(2012-10-12 朝日新聞 朝刊 備後 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

特定健康診査
とくていけんこうしんさ

糖尿病や脳卒中脳出血、脳梗塞(こうそく))、心筋梗塞、高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病を予防する目的で、40~74歳までの公的医療保険加入者を対象として、全国の市町村に新たに導入された健康診断ならびに特定保健指導の制度。2006年(平成18)の健康保険法の改正に伴って、2008年から始められた。正式には「特定健康診査・特定保健指導」といい、「特定健診」と略称され、「メタボ健診」ともよばれる。
 実際には、内臓脂肪の蓄積を伴うメタボリック症候群が生活習慣病をもたらすという考え方から、これに該当する人や境界域にある予備軍の人を的確にみつけだし、生活習慣改善のための特定保健指導を行うことを目的とする。具体的に測定される項目は、既往歴、自覚症状および他覚症状の有無、身長や体重および腹囲、BMI(体格指数)、血圧、肝機能(GOT、GPT、γ(ガンマ)-GTP)、血中の脂質(中性脂肪、HDLおよびLDLコレステロール)、血糖値、尿糖および尿タンパクなどである。
 特定保健指導の目的は、対象者に対して自分の健康状態についての自覚を促し、生活習慣の改善のための自主的な取組みを継続的に行うことができるようにすることであり、特定健康診査の結果、必要とされた人に対して「動機付け支援」「積極的支援」が行われる。「動機付け支援」では、生活習慣の改善を促す動機づけの指導を一度受けることができ、医師、保健師、栄養士らの医療専門職の指導のもとに行動計画を作成して動機づけを行う。6か月後にその効果を評価する。「積極的支援」では、3か月以上複数回にわたって継続的に支援を受けることができ、同様の医療専門職の指導のもとに行動計画を作成して、定期的・継続的な働きかけを行う。6か月後にその効果について評価する。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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