雀舌(読み)じゃくぜつ

精選版 日本国語大辞典 「雀舌」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐ぜつ【雀舌】

  1. 〘 名詞 〙 上等の茶の異称
    1. [初出の実例]「用健光臨祝旨申奉。殊更進引物、又雀舌十賜之令祝着」(出典看聞御記‐応永三二年(1425)正月八日)
    2. [その他の文献]〔劉禹錫‐病中一二禅客見問因以謝之詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雀舌」の読み・字形・画数・意味

【雀舌】じやくぜつ

上等の茶。茶の芽の形からいう。〔夢渓筆談、雑誌一〕古人之れを雀舌・麥顆(ばくくわ)と謂ふ。其の至りて(やは)らかなるを言ふなり。

字通「雀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android