雁字搦(読み)がんじがらめ

精選版 日本国語大辞典 「雁字搦」の意味・読み・例文・類語

がんじ‐がらめ【雁字搦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がんじ」は副詞。「雁字」はあて字か )
  2. 糸、ひも、縄などを縦横何回も巻きつけること。がんじがらみ。がんじまき。→がんじ〔副〕
    1. [初出の実例]「其の戸板にガンヂガラメにしばられた」(出典:予言者ヨナ(1928)〈高橋新吉〉)
  3. 転じて、まったく身動きのとれない状態。がんじがらみ。
    1. [初出の実例]「今は自分達の生活を無気力にし、人々をがんじがらめにしてゐる儀式や習慣や人情や義理に」(出典:欅の芽立(1936)〈橋本英吉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む