雁海村(読み)がんかいむら

日本歴史地名大系 「雁海村」の解説

雁海村
がんかいむら

[現在地名]柿崎町雁海

米山よねやま川を挟む集落で、北東栃窪とちくぼ村、北西谷内やち村。天正一四年(一五八六)から同二〇年の間の正月二八日の本願寺(顕如カ)印判状写(本覚坊文書)に「カンカイ村」とみえ、本願寺へ五〇疋(五〇〇文)懇志として送っている。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図に「大清水分此外拾四方分かんかい村 下」とみえ、「本納三拾七石七斗□升五合」・縄高六四石三斗、家三軒・一四人とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android