雁股茅(読み)かりまたがや

精選版 日本国語大辞典 「雁股茅」の意味・読み・例文・類語

かりまた‐がや【雁股茅】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科一年草本州四国九州山野の日当たりのよい草地に生える。高さ一〇~四〇センチメートルになる。茎、葉ともに叢生。葉は剣状で長さ三~七センチメートル。九月ごろ、茎頂に股状に二~三岐した花穂をつける。花穂は長さ三~七センチメートルで緑または褐色を帯びる。花穂が雁股のように分岐することからこの名がある。かりまためひしば。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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