雁金組(読み)かりがねぐみ

精選版 日本国語大辞典 「雁金組」の意味・読み・例文・類語

かりがね‐ぐみ【雁金組】

  1. 江戸時代、元祿一五年(一七〇二)頃、大坂市中の無頼漢五人組。雁金文七を頭としたが、捕えられて獄門にかけられた。「雁金文七秋の霜」を初めとし「男作五雁金(おとこだていつつかりがね)」などの浄瑠璃、「藍桔梗雁金五紋(あいききょうかりがねごもん)」「紋尽(もんづくし)五人男」などの歌舞伎題材となった。雁金五人男難波五人男。
    1. [初出の実例]「難波のェ難波堀江に名も高き、五つ連れたる雁金(カリガネ)組よ」(出典歌謡・哥撰集(1759)里の雁金)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む