雄町村(読み)おまちむら

日本歴史地名大系 「雄町村」の解説

雄町村
おまちむら

[現在地名]岡山市雄町

国府市場こくふいちば村の南にある。正徳元年(一七一一)小町村から表記を改めた(撮要録)。慶長一〇年(一六〇五)の備前国高物成帳(備陽記)上道かみつみち郷に尾町村とあり、寛永備前国絵図では高七二九石余。「備前記」によると平場の集落で、どじょう・芹が名物。「備陽記」では田畑四三町六反余、家数六一・人数三三二。文化年間の「岡山藩領手鑑」によれば直高一千一九五石余、蔵入と家臣一〇人の給地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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