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集団討議法 しゅうだんとうぎほうgroup discussion method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集団討議法
しゅうだんとうぎほう
group discussion method

民主主義的社会における集団運営技術の1つ。おもに集団治療,グループワーク,集団学習などにおいて,緊張とコンプレックスの解消,望ましい態度の形成,問題解決能力と行動意欲の達成のために用いられる。討議集団における相互作用の類型からは次の3種に分類される。 (1) 発展的討議法 すべての成員に意見を述べさせ,これをリーダーが要約しながらそのなかで最も重要な意見に問題をしぼり,これを全員の意見として集約させるというように,リーダーが討議を特定の方向に導いていく方式。 (2) 自由討議法 集団の雰囲気によって各人のもつ価値体系や態度を公開し,コンプレックスや緊張を解消させ,カタルシスを経験させることを目的とする方法。 (3) 危機場面法 討議に対する情緒的抵抗を減少させてから,自由討議法に入る方法。したがって,前半部は発展的討議法と同じである。さらに討議の形式からは,円卓式討議法,パネルディスカッションシンポジウム,講演式討議法,対談式フォーラム,公論式討議法,バズセッション (分団討議) などに分類される。

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世界大百科事典内の集団討議法の言及

【シンポジウム】より

…多数の者が一つの問題をめぐって議論を交わす集団討議法の一種。夕食後などに行われる酒宴を意味するギリシア語symposionに由来する。…

※「集団討議法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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