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類型 るいけいtype

翻訳|type

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

類型
るいけい
type

学問方法論上の概念。本来は動植物の分類に使用される概念。ある特定の多数の個体に共通する普遍性があり,しかも同一レベルにある他のそれに対して独自の特異性をもつ個体群を類ないし類型と称する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

るいけい【類型】

共通の性質・特徴をもつものどうしをまとめてくくった一つの型。また、その型に属するもの。 「昔話をいくつかの-に分類する」
〘哲〙 〔type〕 類概念の一種。類概念が共通の性質を抽象して成立するのに対し、単なる抽象概念ではなく一群の現象の共通の性質を形象として現している代表的な個体を描き出すことによって得られる。ディルタイとウェーバーによって、人文科学の方法論に高められた。
芸術において、表現が型にはまって描かれているような形象や人物。紋切り型。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

類型
るいけい
type 英語 フランス語
Typusドイツ語

類、あるいは、一つの集合の元(げん)に共通するパターンが明らかであると思われるとき、この類をさすのに、類型ということばが使われる。もともと生物の分類に使われたものであるが、芸術論のほうで様式の分類にも使われるようになった。また、思想の分類などにも使われることがある。これに対して、近世以降の物理学などでは、時間、空間、質量などに関する根本概念、および、これらから論理的に定義された概念だけで、その取り扱う現象のすべてを記述し、分類しようとする。したがって、そこでは、類型といった考え方が登場しにくい。ここに目をつけて、類型とは、生命や意識、社会現象の登場するところで初めて有効な概念であるとし、かつ、この概念を使用するか否かで、無機的な自然科学と、それ以外の学問とを区別しようと考える人がある。しかし、まず物理学においても、その理論を現実に経験する事象に適用しようとするとき、人は、知覚を類型的に分節するのであるから、類型をまったく使用しないのではない。[吉田夏彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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