〈座談式公開討議法〉と呼ばれる集団討議法の一種。一般的には,数人の討論者(パネラー)が司会者の進行により討議を交わし,そのあと聴衆も参加して質疑応答を行う形をとる。シンポジウムでは,数人の報告者がそれぞれ自己の見解を開陳し,それを素材に全員で討議するのに対し,ここでは,パネラーに対立的な意見を代表する者を選び,討論者相互で十分な議論を行うことに重点がおかれる。しかし,シンポジウムのなかにパネル・ディスカッション的な討論が組み込まれる場合もあるなど,類似の集団討議法との関係は必ずしも明確ではない。現代の複雑な問題を多角的に論議・検討するのに適した方法として,学会その他の学術的な研究会で活用されるほか,シンポジウムやゼミナールとともに,マス・メディアなどで企画・運営される。
執筆者:広瀬 英彦
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…1885年12月ボンベイで開催されたインド国民会議がその起源であるが,その結成に当たり二つの潮流が存した。一つはイルバート法案闘争の中でS.バネルジーらを中心に結成された全インド国民協議会All‐India National Congressで,これはイギリス側の人種差別行政に反発するインド知識人や中間層を代弁した。他はイギリス人官吏のリベラルな部分であった。…
※「パネルディスカッション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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