集落址(読み)しゅうらくし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集落址」の意味・わかりやすい解説

集落址
しゅうらくし

共同生活が営まれていたと考えられる遺跡人口の少い原始的な集落から都市の遺跡まである。立地からみれば高地性のものや,台地性,低地性のものがあるが,生産の場や日照などとの関係が深い。また集落の周囲に堀をめぐらした環濠集落や,柵をめぐらした防衛的な集落がある。集落の調査によって,当時の社会全体の姿を明らかにしていくことができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android