雇用・失業(読み)こよう・しつぎょう(その他表記)employment and unemployment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雇用・失業」の意味・わかりやすい解説

雇用・失業
こよう・しつぎょう
employment and unemployment

一般に労働者が雇われていることを雇用といい,雇用されていない状態を失業という。雇用,失業が経済学上の大きな問題として取上げられるにいたった背景には,1930年代の世界的不況のもとでの失業の恒常化があった。 1936年に発表された J.M.ケインズの主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』は,こうした状況のなかで従来の古典派経済学の常識を破って不完全雇用下の均衡の成立を論証し,失業問題を社会的,政策的な次元として把握した。これ以降において雇用・失業問題は経済学の大きな中心的テーマとなっている。

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