雌節(読み)メブシ

デジタル大辞泉 「雌節」の意味・読み・例文・類語

め‐ぶし【雌節/女節】

カツオの腹肉でつくったかつお節腹節はらぶし。⇔雄節おぶし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雌節」の意味・わかりやすい解説

雌節
めぶし

腹節ともいう。かつお節一種で,3枚におろしたかつおの腹側の肉を原料としたもの。これに対して,背側を原料とするものを雄節という。雄節に比べて含油量が多く品質は一般に劣るとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「雌節」の読み・字形・画数・意味

【雌節】しせつ

従順の徳。

字通「雌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の雌節の言及

【鰹節】より

…また,3kg以上の大型魚では片身をさらに背と腹に分ける。背肉でつくったものを〈雄節(おぶし)〉,腹肉のほうを〈雌節(めぶし)〉とよび,どちらも亀節に対して〈本節〉という。なお,亀節,本節の区別は品質とは直接関係ない。…

※「雌節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android