東京都豊島区(としまく)南端の地区。山手(やまのて)台地の一部の雑司ヶ谷台地(標高約30メートル)にあり、南北朝時代のころ雑色(ぞうしき)職を勤めた武士がここに移住したこと、また付近の林野が法明寺(ほうみょうじ)の雑司料にあてられたことが地名の起源という。北に接する南池袋にある雑司ヶ谷霊園は、青山霊園、染井(そめい)霊園とともに政府所管の公共墓地として1872年(明治5)設置された(現在は東京都が管理)。2丁目と3丁目の境を東京地下鉄副都心線、都電荒川線が通り、3丁目に法明寺が管理する雑司ヶ谷鬼子母神(きしもじん)とよばれる鬼子母神堂がある。現在の建物は1666年(寛文6)造営といわれ、子授けイチョウ、民芸品のすすきみみずく、ケヤキの並木道で知られる。
[沢田 清]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...