デジタル大辞泉
                            「雑袍」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    ざっ‐ぽう‥パウ【雑袍】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 直衣(のうし)をいう。平安時代以来、天子・摂家・公卿が平常に着用した衣服。ぞうほう。
- [初出の実例]「其次師重雑袍之宣旨并五位蔵人顕国、六位蔵人宗章禁色を被レ免云々」(出典:殿暦‐康和四年(1102)正月一九日)
 - 「禁色雑袍(ザッハウ)をゆり、綾羅錦繍を身にまとひ」(出典:高野本平家(13C前)一)
 
 
                                                          
     
            
		
                      
                    ぞう‐ほうザフハウ【雑袍】
              
                        - 〘 名詞 〙 直衣(のうし)をいう。ざっぽう。
- [初出の実例]「雑袍 衣裳部 サフハウ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
 
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内の雑袍の言及
    		
      【直衣】より
        
          
      …天皇,皇太子,親王,公卿が日常着として用いた。[袍](ほう)の一種にあたる縫腋袍(ほうえきのほう)であるが,位階によって色が決められた位袍ではないため雑袍(ざつぽう)といわれた。直衣を着る装束の構成は[衣冠]とほぼ同じで,烏帽子(えぼし)に直衣,衵(あこめ),単(ひとえ),指貫(さしぬき)で,冬に檜扇(ひおうぎ),夏に蝙蝠(かわほり)扇を手にした。…
      
     
         ※「雑袍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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