雑鉱(読み)ざっこう

最新 地学事典 「雑鉱」の解説

ざっこう
雑鉱

中国地方の黒鉱以外の銅・磁硫鉄鉱亜鉛を主とする交代鉱脈型鉱床の鉱石。日本独特の経験的・伝統的用語。正確な科学的分類上の根拠は曖昧で,磁硫鉄鉱に富み,中・古生界の粘板岩砂岩石灰岩と花崗岩類の境界に存在し,スカルンを多少伴った脈状・不規則レンズ状の鉱石をいう場合が多い。岡山県の伊田・三原吉岡小泉・三平茂見尾,広島県金明,山口県桜郷などの諸鉱山の鉱石が好例。二,三の例を除き大規模なものはない。東トランスバイカル地方にも類似鉱石が多く報告され,多金属鉱(polymetallic ore)と呼ばれている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 岸本

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む