雑錯(読み)ざっさく

精選版 日本国語大辞典 「雑錯」の意味・読み・例文・類語

ざっ‐さく【雑錯】

  1. 〘 名詞 〙 入りまじること。入り乱れること。また、入れまぜること。錯雑
    1. [初出の実例]「錯落は星の雑錯して多を云ぞ」(出典:四河入海(17C前)二)
    2. 「両質を雑錯して、鼈甲様の質を製することもあり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐地理志下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雑錯」の読み・字形・画数・意味

【雑錯】ざつさく

字通「雑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android