離析(読み)りせき

精選版 日本国語大辞典 「離析」の意味・読み・例文・類語

り‐せき【離析】

  1. 〘 名詞 〙 はなればなれになること。分裂すること。離折。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「温藉〈略〉温藉ある時は〈略〉天下の困究離析するを見ては我が身の苦しみあるが如くす」(出典:山鹿語類(1665)二一)
    2. [その他の文献]〔論語‐季氏〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「離析」の読み・字形・画数・意味

【離析】りせき

分散する。〔漢書仲舒伝賛〕仲舒、の、秦の滅學の後を承け、六經の離析するにひ、帷(とばり)を下して發し、心を大業に潛(ひそ)め、後の學をして統壹するらしめ、群儒の首と爲る。

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