精選版 日本国語大辞典 「難儀・難義」の意味・読み・例文・類語
なん‐ぎ【難儀・難義】
〘名〙
① たやすくその内容を解きあかすことのできないような事柄。わかりにくいことばや意味内容。
② (形動) 並のさまでなく、処理のむずかしいこと。一通りではいかないさま。一大事。重態。
※太平記(14C後)二〇「路次の難儀(ナンキ)を顧て、此内侍をば今堅田と云所にぞ留め置れたりける」
④ (形動) わずらわしいこと。めんどうなさま。迷惑。
※看聞御記‐応永二八年(1395)三月二一日「七ケ日之間山徒警固申。武家人警固難儀之由山徒申云云」
⑤ 欠けていること。不十分なこと。欠点。
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